10時頃に中尊寺前に到着。まずここから坂(月見坂)を上る。これがなかなか急で、金堂のところに直接行く人が多いというのも納得。
坂は杉並木になっていて非常に雰囲気は良い。 紅葉も良い感じ。
境内の雰囲気は鎌倉のお寺に近い雰囲気。まあ、同じ禅宗のお寺だし、最初に作られた時期も似たようなものだから似ているの当然ではある。
本堂はそれなりの大きさだが、他のお堂は小振りのものが多い。一旦焼けてしまったものが大半で、それほどすごいかと言われると。
(菊祭だそうで、あちこちに菊が並んでいました。風情は良い)
ただ、金堂。これは文句なく逸品。金色のお堂というだけでも目を引くのだが、中の仏像もあまり見かけない配置になっているし、その周りの厨子も細かい細工がされたすごいレベルの工芸品。
芭蕉あたりが江戸からここまで歩いてきて、普通に山寺を参拝したあと最後にこれを見たとしたら、それはインパクト大きいだろう。
多少アクセスが不便だけれど、金堂を見に行くためだけにでも平泉へ出かけるというのは充分ありだと思う。
経堂
讃衡蔵(宝物館)には、御本尊(丈六仏という一丈六尺の釈迦如来坐像)が展示されている。あと、なぜか脇の自販機はレトロな感じ。
2時間ほど境内を散策してから、下の駐車場付近の食堂で昼食。
お土産や併設の食堂で、この辺を見ていると、仙台ではなく岩手なんだなというのが感じられる。