k-takahashi's blog

個人雑記用

ゲームジャーナル 53号

ゲームジャーナル53号 激闘!  スモレンスク電撃戦

ゲームジャーナル53号 激闘! スモレンスク電撃戦

付録ゲームは、『激闘、バルバロッサ』シリーズの第二作『スモレンスク電撃戦』。1ユニット1個師団、1ターン10日というスケールは共通。

ブレストからプリピャチ沼沢地を抜けてミンスクへ到る道
ここは思い出深い道です。
エポック社の「独ソ電撃戦」で何度も通ったナ〜
(p.19)

ドニエプルを渡り、モギリョフ・オルシャを通りスモレンスクへの道は思い出深い街道であります。
PGGではおなじみの戦場なのであります。
(p.20)

という辺りの話ですね。


記事としては「陸海相克 大東亜戦争」という「発売前 デザイナーズノート」(近藤友樹)が面白い。発売は半年先の予定(今年の終戦記念日)だが、シナリオやマップをどうデベロップしているのかが書かれていて興味深い。
テストプレイ中にプレイヤーの戦略立案がかなり混乱しているのをみて、流れを理解するためのシナリオが必要だと判断して追加したり、販売戦略上必要な「1941年12月シナリオ」を「ソロプレイ専用」としたり、と。
この時点でこういう記事を公開することで、今後のテストプレイの詰めの方針を宣言するということでもあるのだろうな。


「基地航空隊は海上決戦兵力たり得たか」(森哲史)は、ミッドウェーとガダルカナル戦の米軍の事情の分析。
「ミッドウェーの頃の基地航空隊では空母に勝てない」、「ガダルカナル戦の米軍は物量で勝ったのでは無い」、「空母艦載機の陸上基地への派遣も躊躇なく実行している」、など。


ゲームガイドは、乱丁かと思うような構成。正直、読んでいてちょっと混乱した。