k-takahashi's blog

個人雑記用

Order 1886

The Order: 1886 (PS4)

The Order: 1886 (PS4)

この世界では、はるか昔に進化の途上で人類から分かれた“半獣”と呼ばれるモノが存在する。
“半獣”は、強靭な肉体と恐るべき回復力を持ち、人類の天敵として人々から恐れられてきた。
だが、あるとき戦いに生涯を捧げることを誓った勇気ある人々が騎士団を結成する。騎士団は“オーダー”と呼ばれ、以来、数世紀にわたり“半獣”との戦いを続けてきた。
時は流れ、19世紀末ロンドン。
産業革命と科学の発展が戦いの流れを変えた。
これまでにない威力の武器を手に入れた人類は歴史上初めて優位に立つ。
だが、同じ頃、新たな脅威が騎士団を襲う。
大英帝国への大規模な反乱である。産業革命の影響に苦しみ、階級間の格差に憤る市民が蜂起したのだ。
新旧二つの敵により、騎士団はこれまでにない苦境に陥っていた。

STORY | The Order: 1886 | プレイステーション® オフィシャルサイト

この騎士団は聖杯の力により常人以上の能力&回復力を持つという設定。火器も史実よりは大分発達している。渡英してきたニコラ・テスラが騎士団のために新兵器を開発してくれたりする。


とにかくロンドンの描写が素晴らしい。ここが一番の見所。


ゲームはTPSとQTEの組み合わせで最近よくあるタイプ。QTEは憶えるしかない(一応、スティックは表示場所と向きが合わせてある)し、TPSはまあそういうものだ。
銃撃戦で2カ所ほどやっかいだった。
3章の反乱軍の奇襲を撃退する部分。中央部で戦っても、部屋の二階から戦っても、横から敵の奇襲を受ける。敵の奇襲の順番を憶えておいて待ち構える必要がある。中央部に陣取ってショットガン兵を狙撃して、左から奇襲してくるのは憶えておいて対処、という対応にした。
15章の地下墓地も難題。狭い通路の奥からスタートで、ここは身を隠す遮蔽物なし。だからといって前進すると両側から敵が攻撃してくる。通路の奥で細かく躱しながら戦おうとすると、ショットガン兵が突っ込んでくる。弾薬交換のタイミングでこれをやられると死亡。通路から前に出て、回り込んでくる敵はやはり憶えておいて対応。


騎士団のメンバーはアーサー王伝説にちなんだコードネームを与えられている。なので、ガラハド卿、パーシバル卿とかいう台詞がでてくるのだが、他にも上述のテスラのように当時の人物がネタ的に登場する。もちろん、切り裂きジャックも。


世界設定の面白さとグラフィックの雰囲気の良さが売りなので、ムービーを見て気に入ったらプレイしてみるとよいと思う。ゲーム部分の出来は、細かい不満はある(武器を構えられるところ構えられないところ、移動が歩行だったり走行だったりというのがちょっと不統一。QTEの都合もあるので悪いというわけではない)けれど全体のストレスは少なく「まあまあ」ぐらいの感じかな。


最近はスマホのゲームのプレイ時間が増えているけれど、コンソールゲームの良さも確かにあるよなあ。