k-takahashi's blog

個人雑記用

遊びの宝箱

類書は幾つかあるけれど、ゲームマーケット草場純先生がまとめたもの。


正直なところ、この手の文化になじめなかった私としては「廃れてくれて結構」という内容なのだけれど、史料は史料。研究にするなら、複雑度とか子供集団のサイズや年齢分布なんかも合わせて検討するのだろうから、そのスタートとかには使えるのかもしれない。


とは言え面白そうなネタも色々あるので、ゲームシステムとか考える人なら(前半の屋外遊びはともかく)、屋内ゲームやパーティゲームはざっと見ておくとよいと思う。
あたまとり」とか私は初めて聞いたけれど、言われてみればその通りだよな、という内容。
石蹴り系の遊びがどんどん複雑化していく様子とかが伺えて、「このパターンって何度も繰り返されているんだなあ」とも思った。