k-takahashi's blog

個人雑記用

ドラえもん物語

1993年から藤子先生のチーフアシスタントを務めていたむぎわらしんたろう先生が、コロコロ創刊40周年記念として藤子先生の思い出を綴った漫画。むぎわら先生の子ども時代のエピソード、漫画賞に入賞し、藤子プロに入り、チーフアシスタントになり、ねじ巻き都市を完結させる辺りまでの話。


ねじ巻き都市の原稿にペンが入っていないエピソード辺りからは、徐々に痛々しくなっていく。
有名な「藤子プロスタッフのみなさんへ」(現物はミュージアムに所蔵されているはず)も出てくるが、文脈が入ってくるので、切実さもひとしお。


なんか、「まんが道」を思わせるような話も幾つか出てきて、むぎわら先生がまんが道に影響を受けているのか、藤子先生が手塚先生の影響を受けているのかは分からないけれど、流れなんだなあ。