自由の女神像が19世紀に理想を夢見て作られたオブジェだとすると、911テロは21世紀の原理主義者がやらかしたことを示すもの、とある意味で好対照となる。
ツインタワーの跡地に作られていて、事件の経緯、残骸や資料が色々と展示されている。生々しいものが多い。
実は、中身の結構な部分が撮影禁止になっていて、これはつまり、個人情報に近いものが山のように展示されているから。匿名にするわけにもいかない（なにしろ、関係者が山のようにいる）が、無制限に公開することもできないという辺りの妥協として、展示はするが撮影は禁止ということなのだろう。（探せば、この事件でアルカイダに殺された日本人の名前も見つかります】
折り鶴とか、ツインワターがニューヨークのイメージだったことを示すイラストとか、そういうものも。
それでも、復興プロジェクトをきちんと示している辺りが、アメリカだなと思う。
ここで何かのはずみでスマホがバッテリーをガンガンつかっていたらしく、予備バッテリーもろともレッドゾーンに。ホテルに無事帰れるのだろうか、とサスペンスな体験をしてしまった。
