ベルリンの博物館地域の通称が博物館島。5つの博物館が集まっている地域。
東独併合後に、東西ベルリンに点在していた博物館の整理統合が行われており、色々と収蔵品がある。
せっかくなので5箇所とも回ってみた。
旧国立美術館
古典主義から19世紀辺りまでの美術品が中心。
メンツェルという画家(私はあまり知らない画家だった)が重要視されているらしい。
一番混んでいたのはフランス印象派の部屋だったので、やっぱり人気あるんじゃないのかなあ。(印象派のコレクションはすごいのがいくつかあるので、ここだとあまりインパクトないかも)
新博物館
エジプト系が中心。
とは言うものの、植民地競争で英仏に出遅れたドイツがそれほど多くの収蔵品を持っているはずもないという面は否めない。
そんななか目玉展示がネフェルティティの胸像。この一角だけ撮影禁止で厳重に監視されている。
ペルガモン博物館
ペルガモンの祭壇が展示されていることで有名だが、実はこの一角は改築中。
でも、この5つの博物館の中では一番人気らしく、ここの待機列が一番長く設定されていた。
イシュタール門、ミレトゥスの市場門などの大物が展示されている。
ただ、日本人からすると、(上記の大物は別格として)シルクロード系の展示で見慣れた系統のものが多い。
(イシュタール門)
旧博物館
一番古い建物で、公園に面している。
ギリシャ・ローマ系の展示が中心。大理石の彫刻とかが多い。