ここは私立の美術館。フリックさんという大金持ちが自分のコレクションを展示する家を作り、死後は美術館にするよう遺言を残した。それが今でも美術館になっている。紹介動画は、https://www.youtube.com/watch?v=LEyC8g94MZE
ボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館と雰囲気は似ている。(http://d.hatena.ne.jp/k-takahashi/20090626/1246365083)
ここは全館撮影禁止なのだが、とにかく雰囲気が素晴らしい。食堂とか、ホールとか、書斎とか、個人の趣味満載で、絵のために部屋を改装したり、調度品を追加したりしたという。
数的にはメトロポリタン美術館のような巨大美術館とは比べ物にならないが、女性の休憩室にフラゴナールとか、書斎の机の前にエル・グレコとか、趣味良すぎ。
実は、この美術館にもフェルメールが3枚あり、アメリカ人に人気があったんだなというのがわかる。