k-takahashi's blog

個人雑記用

軍事研究 2018年12月号

軍事研究 2018年 12 月号 [雑誌]

軍事研究 2018年 12 月号 [雑誌]

来年度概算要求関係

時期的に色々と載っている。
島嶼防衛とミサイル防衛の二正面戦!』(福好昌治』)が陸自と新領域。イージスアショア関係は大変そう。「クロスドメイン」自体の解説もあって、「宇宙・サイバー、電磁波という領域も統合運用する必要があるということだ。しかも統合するだけでなくクロスさせるという発想だ。足すのではなく掛け合わせるという発想だろう」(p.51)

『空自F-15の『能力向上』F-35の不足を補う(小林春彦)が空自。F-15関係ははっきりしない。『国産超音速空対艦ミサイル『ASM-3』完成』(小林春彦)は調達が見送られたASM-3の解説記事。ミサイル自体の性能は良さそう。

海上自衛隊護衛艦五四隻、潜水艦二二隻体制 新世代FFM護衛艦3、4番艦建造』(多田智彦)は海自。既存装備改修が中心。

中国

アメリカの覇権を脅かす『軍事的脅威』』(能勢伸之)は中国の軍拡分析記事。H-6K爆撃機は日本と台湾を活動範囲でカバーし、グアムを脅かす能力を持っている。一方で、アメリカはロシアから中国への軍事技術移転を防ぐためにロシアに対する経済制裁
行う(9月20日付)ということも。

『ステルス戦闘機J-20山東半島に配備』(田中三郎)。チベット自治区付近へのJ-20,Y-20、KJ-500の展開が中心だが、近い将来山東半島の基地に配備されると予想している。Y-20についても、空中輸送部隊創設が近いだろうと。