- ナイアルラトホテプ
- 這い寄る混沌
- 壁の中の鼠
- 最後のテスト(科学の犠牲)
- イグの呪い
- 電気処刑器(自動処刑器)
- 墳丘(雑誌掲載版)
- 石の男
- 蝋人形館の恐怖
- 闇の跳梁者
「最後のテスト」はマッドサイエンス風味が出ていて好み。「闇の跳梁者」はブロックが殺されるので有名な作品だが、街中を彷徨う描写は良い感じ。括弧付きの2作はラヴクラフトが手を入れる前のバージョンと改稿後のもの。かなり変更しているのが分かる。
最近クトゥルフ神話に興味を持った人はともかく、ある程度親しんだ人ならほとんどは既読と思うが、新訳(新解釈)の部分もあるし、本書の場合は註や解説もウリなので、そちらもあわせて。