k-takahashi's blog

個人雑記用

大乗、小乗

日本の仏教は基本的に大乗仏教なので、小乗仏教をいうのは悪いイメージで語られるけれど、元々は方法論の違いで、「上座部仏教」という言い方をする。

で、この2つについてのダライ・ラマ14世法話があって

小乗、大乗という呼び方は、劣ったものを偉大なものという差別的な響きがあるので、法王ご自身は、”パーリ語の伝統”と”サンスクリット語の伝統”という言い方を好まれていることを説明された。そして、法話会の最初にパーリ語の伝統を引き継ぐ僧侶達に『吉祥教』を唱えてもらうのは、仏教がパーリ語の伝統を土台としてその上に積み上げていくものであることを思い出させてくれるからである、と述べられた。

なのだそうです。