特集は「中高理科」。確かに中高理科を理解していればという与太話は世の中に溢れているというのはある。あとは自分が勉強した頃と違うところとかもあって面白い。(今の教科書で学ぶ主な知識、というまとめが載っている。バイオテクノロジーはもちろん、昭和の教科書にはなかった。高分子化合物が有機化合物に統合されるとか、超伝導物質と周期表の関係とか。さすがに物理はあまり変わってない)
ランニングの記事で面白かったのが、
「乳酸は筋肉を疲労させる物質だ」というのは間違い
ランニング後のクールダウンは不要
というところ、知らなかった。
麻薬の記事のところにあった
痛みがあれば、オピオイド系鎮痛薬(いわゆる麻薬)をつかっても依存にならないのには理由がある。(ドーパミンの過剰分泌を防ぐ仕組みがある)
というのも興味深い。医者の指示を守ればOKということなんだが、ステロイドのこともあって変に嫌う人いるよな。
短信では、ストーンヘンジのサルセンの採石地がウィルトシャー州ウェスト・ウッズと判明したことや、海底から発見された地層資料から「1億年前から閉じ込められていた微生物」が見つかったとか。