k-takahashi's blog

個人雑記用

センター試験の英語リスニング不具合、9割が受験生の誤解など

 ソニーと言えば、今年のセンター試験のリスニングで、不具合が多発したという報道があり

ちなみに、このICプレイヤーを巡っては、ソニーvs松下の場外戦があったらしい、センター本試験で採用されたのはメモリスティックなどの特徴からソニー製と見られている。(ソニー製と見られるICプレイヤーの画像)一方、松下では代々木ゼミナールに三十万台提供した。(松下製と見られるICプレイヤーの画像)
ソニー製品と聞いて、試験前に全台チェックをしてもこういう結果になったのは、「タイマーだから」とか「初期ロットは地雷」とかジンクスを思い浮かべてしまったのはタレコミ人だけではあるまい?!"

センター試験の英語リスニングで、機器の不具合多発 | スラド Linux

などとか書かれていたが、今日調査報告があり

 大学入試センターは27日、今春のセンター試験の英語リスニングで、受験生から不具合の申し出があった問題再生機(ICプレーヤー)406台の検証結果を発表した。床に落とすなどした50台を除く356台のうち、再生機自体の異常は25台(7%)で、残りの93%は受験生側の誤解や操作ミスと判明した。

 再生機異常の内訳は音声メモリー(問題文が記録されており試験開始前にプレーヤーに差し込む)へのごみ付着が16台、IC、イヤホンの不良が8台、イヤホン差し込み部の接触不良が1台。

 異常がなかった大半のケースは受験生がわずかな雑音や問題文の朗読の切れ目を不具合と感じるなどしたとみられる。電源を入れる際などにボタンを1秒以上押す「長押し」に失敗していた事例も47台であった。

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インタフェースの改良とか、事前のトレーニングとか、トラブル時の対応整備とか色々やることはある、という正論は正論として、ソニータイマーという都市伝説が作られる過程を目の当たりにしたような気分。