ということで、それに合わせてUFO本を読んでみました。UFO好きの3人が好き勝手に語り続ける1冊で、読んでいると笑いがこみ上げてくる。色々な関係者のエピソードも満載で、著名な研究者が来日したときのエピソード(酒船石を調査してみたり)とか、長男はUFOにはまるとか、UFOの読み方(世界的には「ゆーえふおー」、日本は「ゆーふぉー」)とか。
ハリウッドの影響というのは、やはり大きく、いまや非グレイな宇宙人は少数派になってしまっているそうだ。日本では、矢追純一が取り上げたかどうかで知名度に圧倒的な差が付いてしまっているという事情もあるとのこと。例の「宇宙人解剖フィルム」以降は楽しいネタを聞くことが少なくなったな、と私も思う。光が飛ぶだけの写真、あやふやな目撃証言、に飽き足りなくなったUFO信者が「物証があるから」と飛びついたというのがロズウェルが盛り上がった理由ではないかというのは、納得できる意見だった。なので、そこで息切れしてしまい後が続いていないというのも。
久しぶりに見た写真とかがたくさんあって、懐かしく嬉しい一冊。