- 出版社/メーカー: 国際通信社
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 単行本
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以下、備忘録的に。
槙村衽氏の「銀河マスタリングガイド」には、SF-TRPGがメジャーになれない理由が2つ挙げられている。
- 「SFってなんだかかんだと知識や考証が必要そうで、難しそうだから」
- 「SFと言えば格好良いヴィジュアルだが、TRPGの特徴ではそれがヴィジュアルとして見られないから」
記事中でも「ファンタジーRPGだって同じ」「がんばるしかない」という対策しか書かれておらず、やはりここが鬼門かと。ついでに言うと後者はTRPG・CRPGの話の時にも出てくるわけで、実は、SF-TRPG/F-TRPGの話をしているようで、実際には、TRPG/CRPGの話でもあります。
このあと槙村氏は、ジュブナイル/スターログ(主人公軸)、サイエンスフィクション/スペオペ(ストーリー軸)、という2軸でのプレイスタイル分類を提案している。この分類は話をするのに良さそう。
田中克明氏の「トラベラー変遷今昔物語」には、「T20をプレイしているという話を聞いたことがない」と書かれていますが、一応私は2回ほどプレイしたことがあります。既存データのコンバートが大変だ、という問題がありますがシステム自体は悪くないと思ってます。ちなみに、私はMTのシステムで、GTのサプリメントの情報を流用しつつ、CTの背景で遊ぶのが好みです。
HAPR SFの紹介は、これだけだとなんとも。
「若きトラベラーのための航海図」(岡和田晃)の記事で指摘していた「ホラーRPGとSFRPGの共通点・相違点」も話のベースに使えるトピック。
- ホラーRPGのPCは肉体的にはさほど強くない
- ホラーは雰囲気が大事
- ホラーは勢いが大事
の3点が共通で、舞台の広がりとテクノロジーへの意識が相違点となる。付け加えると、スーパーヒーローが活躍するサブジャンルがある点も似ているところか。
≪万能≫は、やはり抑制的に使わないといけないですね。全員が≪万能≫持ちならいざしらず、そうでないと他のプレイヤーに不満がたまりかねないので。
芝村裕吏氏の「RP DOJO」もトラベラーの遊び方ネタ。少々アジリが過ぎると思うが、内容は良いと思います。
ちなみに、私の遊び方だとキャラクター成長は一部取り入れ(ゲーム内2年毎に1スキル上昇。但し、2レベル以下。3レベル以上の場合は特殊な設定が必要。ゲーム内で4年たてば老化判定だし、キャラメイク中なら1期4年で1〜3個のスキルが増えるのでまあこんなものかと。)ていました。
DM合戦はトラベラーではあまり取り入れていませんでした。どちらかというと一発で成功/失敗が確定するような判定を極力減らしていく方向のマスタリングで、ダイスを振る回数を増やすことでダイスの影響を下げるようにしていました。熟練したキャラクター、頭を使うプレイヤーなら、そういう細かい積み上げの方が有利になるだろうから、と。(当時は今よりもプレイ時間に余裕があったから、というのもあります。) 私見ですが、以前芝村氏が紹介していた「T&T」の方が、DM合戦には向いているように思います。
「ミスリルの使命」は、田中としひさ氏の「おこんないでね」でも紹介されていました。あれと、「出国ビザ」は非常にトラベラー的だと私も思います。
しかし、現役の宇宙SF-RPGがトラベラーとスターレジェンドだけだった、というなら、スターレジェンドの記事も少しくらいあってもいいようなものだが、それがないのが「季刊RPG」らしいというか。