k-takahashi's blog

個人雑記用

海外ニュースをチェックする

世界共通の事例として、
「自分の国になにか起こったら、自分の国のニュースだけではなく海外ニュースも押さえること」
というのは、どこの国でも通用することではないかと思ってます。
もし、その時点で海外のニュースがおかしかったとしても、「自国の本当の現状が海外には伝わっていない」というの掴めますし、それだけでも重要です。

自分の国の変事には外国メディア見るの基本:MURAJIの戯れ言so-net blog版:So-netブログ

同感。


 私の勤務している会社では、海外出張に行く際には、会社が提携している情報会社の渡航先情報をチェックすることになっている。国・地域単位で選べるようになっており、情報会社の本社が海外の会社であるため対象地域には「日本」も含まれている。日本で起こる事件が安全情報として海外でどのように提供されているかというのも中々面白いし、同じ基準で判断されているとすれば海外情報の危険度評価にもなるので私は日本の安全情報も見ています。(だから、6月のバンコク出張をそれほど危険とは思っていませんでした。一方、バンコク情報だけ見ていると革命前夜のように思えるらしいです。)


 その日本ですが、とにかく地震が多い。国によっては地震が全くない国もあるためか、かなり細かい注意が書かれています。あとは、台風。但し中国なんかと違って「交通機関が乱れるので航空会社、鉄道会社などにきちんと確認せよ」というのが中心。はしかの流行なんかも強めに注意が出ていました。治安関係だと、米軍基地に過激派がちょっかいをだしたことがありますが、その時に「米軍基地、関連施設には不用意に近づかないこと」とか注意が出ていました。各国事情がありますから同じと決めつけるのは危険ですが、どのような言い回しがどのような実態に対応しているか、なんてのが分かるようになります。


 逆に海外に出てしまうと日本国内で分かる機微みたいなものが分かりにくくなります。イラクで香田さんがアルカイダに捕まって殺された事件のときは海外にいたのですが、日本の状況はさっぱり分からなかったです。その前の三馬鹿騒動の時は日本にいたので、報道には出ていませんでしたが、三人の背後に誰がいたのかはすぐに当たりが付きました。街頭で三馬鹿支援演説をしている連中の目つきとか言葉遣いとかからなのですが、こういうのは海外では分かりません。さすがのYouTubeもそこまではまだできないでしょう。


 パキスタンのクーデターの時も海外にいたのですが、あのときはニュースがよく聞き取れず、「パキスタンの生協が何なんだ?」としばし首をひねっていました。("Coup d'Etat" を "Coup"と書くのですが、それを "Coop"と勘違いしてました。そりゃ分からんよ。)