k-takahashi's blog

個人雑記用

抽象化システム

遊び方に応じて抽象化レベルを弄れるシステムがあってもいいんじゃないだろうか、ということをふと思い立ちました。もちろん選択の手間はあるので、標準仕様はこれよ、みたいな取り決めをしておくのはありだと思うんですが、場合によっては他の使い方もできるのよ、みたいな扱いをするのはありじゃないかと

抽象化システム - TRPG履歴

この記事を読んでいて、思い出しかけたことがある。一日考えたのだが、どこで読んだか思い出せなかったので、思い出せる限りで書いてしまおう。


 たしか、野球のペナントレースを扱ったゲーム。両チームのオーダーと先発投手を設定したら、ちょこっと計算をしてダイスを振る。9割方はこのダイス1回振りで勝敗が決まってしまう(無茶と思うかもしれないが、各球団のエース級ともなれば勝率は相当高いのだからそれほど変ではない。)が、それ以外の場合は一段詳細なレベルでの判定に持ち込まれる。このレベルでは、選手の調子や選手交代の有無などを勘案して数回ダイスを振る。これもほとんどはそこで決まるが、更にもう一段詳細なレベルでの判定に持ち込まれることもあり、このときは、各イニング毎に意思決定と判定を行う。最後は、打者毎の判定の積み重ねというレベルになる。

 ほとんどの試合はダイスの一振りで決まるのでシーズンを通して遊ぶことができ、しかも天王山的な試合は、判定を重ねずに最初から詳細モードで遊ぶこともできるとかそういうゲームだったはず。


 全部のRPGで遊べるとは思わないが、半シミュレーション系のRPG(ミリタリー系やメックウォーリアとか、最近だとエンブリオ・マシンとかかな)だと結構そういうのもありかもしれない。ロジスティックとかきちんと扱うにはむしろ必須だろうし、経営要素のあるRPGも同様。