連休に本棚を片付けていたら、古い雑誌の切り抜きが出てきた。その中にロー・アダムズのことを書いたものがあったので備忘録代わりに置いておくことにします。
ロー・アダムズ
アメリカのRPG界で、自らプログラミングを行わない人でもっとも重要な人物がロー・アダムズです。コンピュータ・ゲーム誌の編集者だったローは、ゲーム・プレイヤーとしての才能を買われインファコム社のテストプレイヤーとなりました。
その後、まず『バーズ・テール』のシナリオ制作に携わり、続いてオリジン社に招かれて『ウルティマIV』のシナリオ・デザイン、さらにロバート・ウッドヘッドと協同で『ウィザードリ4』のデザインに関わりました。
彼はRPGだけでなく、ゲーム全般にわたる知識も豊富で、つねにより高次元のゲームを目指して、ゲーム・デザインを行っています。
ちなみに、彼が関わったゲームには「スカラ・ブラエ」という街と、「ホークウインド」という人物が登場します。スカラ・ブラエは彼の設定した世界の中心の街で、「ホークウインド」はその世界の彼のキャラクターだそうです。
(月刊コンプティーク 1990年6月号)
これも多摩豊氏によるものです。
当時ロー・アダムズは、マル勝PCエンジンという雑誌で「トーキョー・ダンジョン」という小説の原作に携わっていたこともあり、なんどか角川編集部を訪れていたようです。
もう一つ。こちらは、コンプティーク1992年11月号でGURPSの記事の片隅にあったもの。一緒にアダムズ氏も写っている写真です。
左から、佐脇洋平、水野良、ロー・アダムズ、スティーブ・ジャクソン、だそうです。