k-takahashi's blog

個人雑記用

FF-13

 冬休み中に頑張ってFF-13も進めたけれど、予想通り冬休み中には全然終わらず。


 戦闘は面白い。リアルタイム戦闘なのだけれど、当然従来のような様々なリソースを調整しながら行うシステムでリアルタイム処理ができるはずもない。そこは思い切った変更をしてあって、全体の作戦を選択すると、あとは半自動で戦闘が進むようになっている。通常戦闘は作戦指示だけでほぼ終わるようになっている。
 また、リアルタイム戦闘のためのリソース簡略化の結果として、MPが無い。魔法のコストも白兵攻撃のコストも「時間」に統一してしまっている。これにともない、戦闘後のHP回復も自動的に行われる。そのため、戦闘は非常にスピーディー。
 基本的に時間リソースだけで戦闘が進むが、一部の特殊な技能のみTPという別リソースを消費する形になっている。アイテムも消費物だが、普段は殆ど使わない。(戦闘後の回復が自動であることに注意。)
 ただし、やっかいな敵やボス戦はそれなりにきちんと考えないといけない。ただしそれも「どうやって戦えばいいか」を考えるのが中心。こういう思い切った変更は、FFならではであって、さすがにドラクエでこういう変更はできないだろう。


 ただ、ストーリーと戦闘システムとをうまく噛み合わせた演出はまだあまり出てきていない感じ。NPCとの交流も、背景情報演出的な「聞こえてくる」発言と積極的に関与しようとする「会話」を使い分けるシステムはいいと思うのだけれど、どうもストーリーにうまく生かせていない気がする。(というか、逃亡者という設定の都合上、あまりNPCと交流する機会がないんです。)


 映像美の部分と併せて、CRPGのある意味での長所をよく出しているゲームだと思う。