原題は、"Miracle of the Hudson Plane Crash"。昨年1月15日にニューヨークで起きた航空機事故の検証番組。
USエアウェイズ1549便不時着水事故(USエアウェイズ1549びんふじちゃくすいじこ)は、2009年1月15日午後3時30分ごろ(東部標準時(UTC-5))、ニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ1549便がニューヨーク市マンハッタン区付近のハドソン川に不時着水した航空事故である。
USエアウェイズ1549便不時着水事故 - Wikipedia
乗員・乗客全員が助かったことから、ニューヨーク州知事のデビット・パターソンはこの一件を"Miracle on the Hudson"(ハドソン川の奇跡、ハドソンの奇跡)と呼んで褒め称えた。
番組は、乗客のインタビューや当時の映像を中心に、事故の経緯を時系列で追ったものになっているが、当時話題になったサレンバーガー機長の見事な着水とかあたりは、割とさらりと流していた。
面白いと思ったのは
- 浸水を防ぐための仕掛けがあったが、非常手順書の最後の方にあったためか着水に間に合わなかった。
- 着水直後に機外に出た人は救助ベストを着ていなかった。そして、そのまま水に入ってしまった人もいる。
- 川の流れが強く、救助のフェリーの操船が大変だった。
とかの描写。
丁寧に着水したことで、乗客が落ち着いたままスムーズに移動できたというのがやはり大きかったのだな。