- 出版社/メーカー: ジャパン・ミリタリー・レビュー
- 発売日: 2017/03/10
- メディア: 雑誌
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トランプ大統領が起こす『戦争』(黒井文太郎)
トランプ政権の安全保障関係についての簡単なまとめ。
政権内の安全保障関係人物についても一覧があり、便利(スチーゥン・バノン、マイケル・フリン、ハーバート・マクスター、ジャレッド・クシュナー、ラインス・ブリーバス、スティンブン・ミラー、キャサリン・マクファーラァンド、キース・ケロッグ、ルドルフ・ジュリアーニ、レックス・ティラーソン、ジャームズ・マティス、ジョン・ケリー、ダン・コーツ、マイク・ボンベオ、ニッキー・ヘイリー、マイク・ベンス)。
マティス国防長官の最初の紹介が偏向しまくりだったことから分かるように、既存メディアの報道が全く信用できないので、とりあえず名前を目にしたら、この記事でパッとチェックするのがよいかも。
日米NIFC-CAによるミサイル防衛の新体制(能勢伸之)
最近よく耳にするようになったニフカ(NIFC-CA)の解説記事。FB-35BとE-2Dの配備もこの文脈で捉えている。
但し、防衛省側の対応は不明(ミサイル防衛という観点ではもちろん有益なのだが、予算のことはんだろうなあ)
F-35Bの岩国展開については、井上孝司氏、青木謙知氏も別記事を書いており、機体の解説や、受け入れ体制(強襲揚陸艦の改修、訓練用シミュレータ)の話、ハリアーとの比較、空母航空団自体の動き(第5空母航空団の岩国移転)、などを書いている。
E-2Dについては、石川潤氏がデジタルクォーターバックというタイトルで記事を書いている。こちらも巡航ミサイル対策の観点から自衛隊への導入にも触れているのだが、費用と人間が課題とのこと。
一陸上自衛官の回想(12)(松島悠佐)
今回は「阪神淡路大震災」の「二」。派遣後に改善点を具申したのだが、その内容の解説、及びどう改善されたかの紹介が中心。
伊丹駐屯地では井戸を追加で掘ったとかの裏話も。
そして、いまでも毎年慰霊会を実施しており、新たな発見もまだあるそうだ。
地球の至る所に、アメリカ覇権の源泉(福好昌治)
アジア太平洋地域の米軍戦力紹介連載記事の最終回。オーストラリア(パイン・ギャップ通信基地、ダーウィンへのローテーション)、フィリピン(統合米軍事顧問団)、シンガポール(センバワン港)、ディエゴガルシア、を紹介。