k-takahashi's blog

個人雑記用

良質な情報はタダではない

 新聞の発行部数が減り続け、2009年はネット広告が新聞広告を抜くなど、紙の新聞をめぐる状況は急速に悪化している。一方、新聞各社が提供している無料のWeb版は収益面で紙の新聞に遠く及ばず、業界に危機感が募っている。
 「良質なコンテンツはタダではない。本当に価値がある情報や機能には、それにふさわしい対価をいただきたい」――有料のWeb版を提供することで、「ネットの記事はタダ」という常識を覆し、新聞不況を脱する一石にしたい考えだ。

日経を丸ごと読める「Web刊」、単体月額4000円で 「良質な情報はタダではない」 - ITmedia NEWS

 私は、日経IT Pro のプレミアム登録をしている。だから、記事に金を出すのは別に構わない。一方、日経新聞(紙版)の購読は数年前に止めた。値段に見合う価値がないと判断したからだ。
 今回のは、あくまでも「日経新聞」というコンテナを守ろうという趣旨のようだが、できればIT Proプレミアムのように記事単位で課金してもらう方がいいな。執筆者の名前を見ただけで「金払う価値無し」と思う記事もあるわけで、そんなのまで「抱き合わせ販売」されるのは、正直言って「イヤ」である。(例えば、「岸博幸」の記事を金を払ってまで読みたい人なんかいるのだろうか?)