k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Ep.124 "Curving Bullets" 〜超音速機の衝撃波でグラスは割れるのか?

 検証は2つ。超音速時に発生する衝撃波でガラスが割れるか。映画「ウォンテッド」に出てきた「腕を振り回しながら弾丸を発射すると弾丸はカーブする」のか。


 衝撃波の方は、ブルーエンジェルスにかけあって、F/A-18をかり出すことに成功。テストと称して、喜び勇んで戦闘機に乗り込むアダム。ただ、さすがに戦闘機はきつかったようで、半ば失神しかけたり、戻したりして大変そう。でも、「スーパーソニック・サベッジ」とか喜んでました。
 まずは予備実験。超音速で飛ぶ弾丸(50口径ライフル)がガラスのすぐ近くを通ったら、ガラスは割れるか。板ガラスやワイングラスを並べたところに打ち込んでみるが、衝撃波ではガラスは割れないと判明。
 そして、いよいよ戦闘機での実験。もちろん、町中で実験できないので演習場の真ん中に小屋を建て、小屋の前のテーブルにグラスを並べての実験となる。
まずは高度2440mでの超音速実験。なにも起こらず。
高度610m。衝撃は感じるが、ガラスには異常なし。
高度150m。ガラスは平気だったが、衝撃で車の屋根が壊れる。
高度60m。まさにアクロバット飛行で、このときには窓ガラスが吹き飛んで割れていました。一方で、ワイングラスは無事。おそらく、ある程度の大きさがないと割れるような衝撃は受けないのでしょう。


 弾丸の方は、まずアシスタントチーム3人が自ら試してみるが、もちろん散々な結果。
そこで、グラントがロボットアームを持ち出して実験。人間が手を振り回す最高速度の2倍まであげてみるが、こちらも失敗。この時点で伝説はBusted
ここから、「ならば、どうにかして曲げられないか」というように課題が変更される。検討の結果弾丸に細工してみることになる。細工は3種類。一部に溝を入れてみる、重さを不均衡にしてみる、穴をあけてみる、の3つ。いざ実験となるが、残念ながら実験はうまくいかず。弾着がばらつくようにはなったが、弾道自体はカーブしたりはせず直線でした。


 ブルーエンジェルスの飛行をどんどん調整していく部分が面白かった。高度が下がってくるにつれて、機体が見えてから衝撃波がくるまでの時間が短くなる。地上で実験を支援しているジェイミーとかみていると、衝撃自体は相当なもののようにみえた。