- 作者: ASIOS
- 出版社/メーカー: 彩図社
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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増刷がかかったそうで、正誤表も出ています。 数字の間違いなども若干あるので、史料として参考にするときはご注意を。
この1〜2年に話題になったネタや、類似本であまり扱われていなかったネタを増やしたということで、2012年ネタなども扱っている(2012年ねた自体は前からあるが、昨年の例の映画とか、鳩山首相絡み*1とかで盛り上がったからかな)。
前作もそうだったけれど、各執筆者ごとの興味がバラバラなので、あまり統一感とかはない。本としてまとめることよりは、オカルトを楽しむという方向性を貫くとそういうことになるのだろう。ただ、そのせいで、入門者向けとしては若干疑問符の付くできになってしまったかもしれない。
特に、UFOの記事の一部、具体的に言うと秋月氏の記事2つは、楽しむという姿勢からも不徹底で、かなり疑問ののこるものになってしまっている。あまり、執筆者間での調整とかはしていないことが伺える。
やはり、読んでいて面白いのは「調べてみたらこうでした」という部分で、最近の国内事例については実際に足を運んでいるものもある。「石川県で降ったオタマジャクシ」や「テレポーテーションした山小屋」とかがそれで、こういうきちんとした調査が一番面白いよね。
*1: