もっと違うアプローチでキーパリングされている方は沢山いらっしゃると思うので、そういう方は是非ともそういったご意見を世間に発表していただけると私が喜びます。
http://members.jcom.home.ne.jp/terakotta/index.htm
(■(2011.06.19)■【R&R】『Role & Roll (ロール・アンド・ロール) vol.81』発売 より)
(エントリーにリンクができないので、トップから。
ということなので、枯れ木も山の賑わいということで。(基本的にカジュアルプレイ環境です。)
職業を自由に選ばせたらメチャクチャになった
現代が舞台なら、プレイにきちんと参加するという条件で、他のプレイヤーがOKする限り自由。
「ハイパーボリア生まれの美少女」だろうが、「比叡山時代から生き延びている魔道士(比叡山炎上シナリオで使ったPCが実は現代まで生き延びていた)」だろうが、重火器技能を山のように抱えた元傭兵だろうが御随意に。
現代以外が舞台の場合は、基本的にセッティング合わせにしてもらっています。「変わった環境」において、「その環境において変わったPC」をプレイするのは、わけが分からなくなる(プレイヤーも、マスターも)から、というのが理由です。
現代人がタイムリープなりテレポートなりして巻き込まれる、というタイプはシナリオによってはあり。
一般人設定したら、神話的事件に関わろうとしない
前述の通り、メタレベルで「事件に関われないようなキャラは作らないように」とあらかじめ言っています。
(どちらかというと、私がプレイヤーとしてFEAR系のゲームに参加すると、どう関わって良いのか悩むことが多い。むしろ助けて貰っている口)
ダイス判定にみんな失敗した
ダイスの神様の思し召しには従います。多少プレイが伸びたり、PCが酷い目にあったりしますが、それはそれで一興ということで。
シナリオ進行に致命的に関わる部分は、そもそもダイスは振らせません。(事前にシナリオチェックで私が重視するポイントのひとつ。)
その場にいたPCが全員SANチェックに失敗して、狂気に陥ってしまった
同上。
全員が失敗したら困るようなシーンでは、全員がSANチェックするようなことはさせない。
シナリオのラストの場合は、ダイスの神の思し召しに従いましょう。
神話生物を数字の塊としか見ないプレイヤー
これもメタレベルでぶっちゃけてます。
あとは、軍人PCとか、「比叡山炎上」のキャラなら、SANチェックさえ通るなら、別に冷静に戦闘しても良いかと思います。そういうことをすれば、当然モンスターの攻撃がそのキャラに集中することになりますが、パーティの生存率は上がるし、そのPCの見せ場にもなるし。
戦闘リスクの軽減
これも同じかな。「ここで戦ったらやばいよ」というときは、SANチェックとかの前に、いつもよりくどい描写を入れます。
うちのカジュアルプレイメンバーは、全滅するような戦闘を自分から仕掛けることはないので、あまり困ってません。
ということで、
- 「全員失敗したらシナリオが壊れる」ポイントだけはあらかじめチェックしておいて、そこはそもそもダイスを振らせない。
- 振ったときは、基本的にダイスの神様のいうことには従う。で、「困ったねえ」とぶっちゃけた上で、マスターとプレイヤーとで一緒になって頭を捻る
という感じです。
カジュアル環境なら、メタレベルで解決してしまうのが良いのでしょうね。