昨日のニュースだが、NASAの火星探査機 Curisotiyの打ち上げは無事に成功した。順調にいけば、火星到着は2012年の8月5日だそうだ。
今回のローバーはこんな外見をしている。
今回のローバーは太陽電池ではなく、原子力電池を採用している。前回のスピリット・オポチュニティの運用が綱渡りになった要因の一つが太陽電池だったためだろう。
今回の探査機は重さ900キロ。有名なバイキングが約500キロ、現在活動中のオポチュニティが185キロだから、かなり重い。
そのため、今回はSkyCraneという軟着陸用のサブシステムがローバーの着陸を支援するのだが、当然これは結構リスキー。
後続の探査機も色々計画されているが、今の経済状況だと全部実現するかどうかはちょっと危ういかも。なんにせよ、8か月後の無事の着陸を祈るばかり。