中華人民共和国(PRC)のチベット支配は53年になりましたが、それでもなお、チベット本土のチベット人はチベット人としてのアイデンティティーと精神を保ち続けています。
チベット民族平和蜂起53周年記念日におけるロブサン・センゲ首席大臣の声明 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
中国政府は政治的指導者の交代によってチベット人の自由を求める運動は弱体化すると予想しましたが、そのような予想は現実となってはいませんし、今後も現実となることはありません。チベット人が持つ不屈の精神は若い世代のチベット人が受けつつある高い教育と相俟って力強いリーダーシップとして発揮され、チベットに自由が取り戻されるその日まで自由を求め続けていくでしょう。
チベット民族平和蜂起53周年記念日におけるロブサン・センゲ首席大臣の声明 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
また国際社会ならびにメディアに対し、事実を明らかにするための調査団をチベットに送り、意図的に流されている偽情報および検閲のヴェールを剥がしていただくようお願い申し上げます。「北朝鮮の平壌ですら海外メディアのすがたがあるが、チベットの首都ラサには海外メディアがいない」と国境なき記者団は述べています。
チベット民族平和蜂起53周年記念日におけるロブサン・センゲ首席大臣の声明 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所