- 作者: アークライト
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2012/06/09
- メディア: 大型本
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今号の特集はキャラクターイラスト集。前回に「こんなの需要あるのあるのかな?」と思ったが、第2回があるということは需要はあったんだろうな。ちょっと意外。
アーカム計画は、「巨大神話怪物対処法」。昔のモンスター図鑑に載っていた大きさ比較表が掲載されていて、これだけでも楽しい。
対処法の方は、普通にクトゥルフの探索者活動パターンと同じ。
- 綿密な調査
- 足を使う(忍び歩き、逃げ足、足で調査)
- 手がかり分析
- 撃退作戦(力押しではだめ)
- 最後は運頼み(あきらめてはいけない)
もうひとつ、巨大怪物を出すキーパー側のコツもかかれている。小説や映画の演出が参考になります。
テキサスゾンビーズのゲームブック(100パラグラフ形式)は、「アイテム2つを正しく選ぶと続きが繋がる」形式のゲームブック。
これ自体はコンパクトでそこそこ考える余地もある面白い形式なのだけれど、「外れ描写がないのはやはり寂しいかもな」とも思った。
安田均氏の「ゲーム航海日誌」は最終回。ゲーム→ストーリーという話のまとめで、D&Dでもあるよという具体例説明。
なんとなく、「一部のユーロゲームって、遊ぶ楽しさを忘れてないか?」という批判でもあるような、ないような。
最後の「だからダークファンタジー」ってのは、ちと論理の飛躍があると思うが、これは安田氏が今創っているゲームがそっち系と言うことで。