k-takahashi's blog

個人雑記用

アルマ望遠鏡、正式スタート

2013年3月13日(現地時間)、チリ共和国北部においてアルマ望遠鏡開所式が挙行されました。これまでアルマ望遠鏡では、一部の装置を用いて行う「初期科学観測」が建設と並行して進められてきましたが、この開所式はアルマ望遠鏡が「建設プロジェクト」から「科学観測を行う観測所」へと本格的に移行することを記念したものです。

アルマ望遠鏡 開所式を挙行 | 国立天文台(NAOJ)

既に観測結果とかが報告されているので、なんとなく始まっていたような気分だったが、13日が正式なスタート。記事中にもあるが「建設中」から「観測中」に正式に変わったことになる。


昨年は、ALMAに尽力された森田耕一郎教授が死亡する事件もあり、

1994年(平成6年)、国立天文台電波天文学研究系助教授に昇格。国立天文台電波研究部ALMA推進室准教授を経て、2010年(平成22年)には同教授に昇進し同年9月からチリに赴任、2012年(平成24年)4月には国立天文台チリ観測所教授に着任[5]、総合研究大学院大学の物理科学研究科天文科学専攻電波天文学担当教授も務めていていたが[1]、観測開始を目前にした2012年5月7日、強盗事件に巻き込まれて死去した。享年58。

森田耕一郎 (天文学者) - Wikipedia

残念に思ったが、無事に開所にこぎつけることができた。
めでたい話で、更なる成果の発表が楽しみ。