Newton (ニュートン) 2013年 08月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ニュートンプレス
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (2件) を見る
富士山
カンボジアの首都プノンペンで開かれていた国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は26日、審議を終了し、日本が推薦した「富士山」(山梨県、静岡県)などが正式に世界遺産リストに登録された。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130626-OYT1T01154.htm
というニュースに合わせたかのような特集だが、こちらは科学的な話が中心。
富士山と北岳(日本第2位)との標高差が600m弱もあるのに、北岳(2位)と立山(20位)との差が200m弱しかない。つまり、富士山は「飛び抜けて高い」のである。
それは、「富士山がある場所は、プレートが3枚も重なり合っているという世界的にも珍しい地域」(フィリピン海プレートが、北アメリカプレートとユーラシアプレートとによって引き裂かれ、その切れ目から地中のマグマが上がってくる場所)だからという解説。この切れ目に沿って火口が並んでいる。
富士山の噴火については2月号の記事と重なるが、火山灰対策(ゴーグルとか)が必要という指摘。
対数
もう一つの特集は「対数」。
計算尺の使い方の解説なんてのを読んだのは久しぶり。
log2〜log9 までの概数を求めるところは、なんとなくテトラちゃん的。