k-takahashi's blog

個人雑記用

ホメオパシーは黒魔術だった

この発想はなかった。読んだ瞬間、ちょっと感心した。

18〜19世紀にかけてホメオパシーを創始したサミュエル・ハーネマン(Samuel Hahnemann 1755-1843)は、フリーメーソン会員であり、現在では33階位のグランドマスターの称号を与えられています。

http://blogs.yahoo.co.jp/rocket_bus_company/66485368.html

すみません、メーソンだという説は初耳でした。ググると、22才のときに入会したとかいう記載もあるけれど、ちょっと裏は分かりませんでした。上記のブログでは、どちらかというとイルミナティの方に重点を置いている感じ。


で、

白雪姫に出てくる魔女が、なんか毒を調合する時に、トカゲの尻尾とか、コウモリのなんとかとか、坩堝の中に投げ込んで煮込むじゃないですか、レメディーはズバリ、ああいう黒魔術の儀式に使われる「殺人薬」そのものだと言って良いと思います。

http://blogs.yahoo.co.jp/rocket_bus_company/66485368.html

と来ます。


wikipediaで「黒魔術」を見ると『文化人類学で定義される邪術とほぼ同義とされる』とあり、邪術は『一般的には、呪術、妖術などと区別されない』とあり、呪術を見るとフレイザーによる類別が

フレイザーは、呪術を「類感呪術(または模倣呪術)」と「感染呪術」に大別した。
類感呪術(模倣呪術、英: imitative magic)
類似の原理に基づく呪術である。求める結果を模倣する行為により目的を達成しようとする呪術などがこれに含まれる。雨乞いのために水をまいたり、太鼓を叩くなどして、自然現象を模倣する形式をとる。
感染呪術(英: contagious magic)
接触の原理に基づく呪術である。狩の獲物の足跡に槍を突き刺すと、その影響が獲物に及んで逃げ足が鈍るとするような行為や、日本での藁人形に釘を打ち込む呪術などがこれに含まれる。感染呪術には、類感呪術を含んだものも存在するとフレイザーは述べている。呪術を行使したい対象が接触していた物や、爪・髪の毛など身体の一部だった物に対し、類感呪術を施すような場合などである。

魔術 - Wikipedia

となっている。
言われてみれば、薬を飲むという行為自体は医療行為を「類似」しているし、物理的な実体がなくなるほど希釈しても効果が残るというのは「感染」しているからと見なせそうだ。
なるほど、確かに「ホメオパシー = 黒魔術」説は一理ある。


オカルト関連で言えば、1937年に開かれた『第一回国際ホメオパシー学会』がナチスの肝いりだったことも、なるほどこれで説明が付く。イルミナティ繋がりだったわけだ。


などなどと色々遊べる。
この手の陰謀妄想ネタは、基本的に同じネタの繰り返しなので、たまにこういう新ネタが出てくると楽しい。