k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Ep.218 "Commercial Myths" 〜 飛行機の翼の上でテニス?

アメリカで放映されたCMネタ2つの検証。


一つ目は、バンジージャンプApple Bobbingの合体の検証。

Apple Bobbing はハロウィーンなどでよく行われる遊びで、水を張った樽にリンゴを浮かべて、そこに顔を突っ込んでリンゴを銜えるというもの。
これをバンジージャンプと繋ぐCMなのだが、本当に可能なのだろうか?

まず、30mのバンジージャンプで顔だけ水面につけるという微調整が可能か、という検証。これは実験したところ可能。
次に、樽サイズのところに正確に落下することが可能か、という検証。これも可能。
あとは銜えることが可能かというところ。ジェイミーが何度も繰り返すが接触時間が短すぎて無理という結論。リンゴを銜えるためのギアまで用意しましたが、やはり時間的な制約があって無理。

高所恐怖症のはずのジェイミーがうんざりするほどの回数バンジーを繰り返してました。お疲れ様。(アダムの方は、数回飛んだところでもうだめと断念。) 見ていて気の毒になる実験でした。


二つ目は飛行機の翼の上でテニス。

飛行機の翼の上でボレーを続けるというもの。こちらはアシスタントチームが挑戦。

まず、飛行機の速度の推定。飛行機の形式を調査したところ、時速56kmと判明。
そこで、テニスコートに送風機を持ち込み、56kmの風を吹き付けて実験。慣れればボレーは可能という結論。
次は飛行機でと考えたけれど、危険すぎるということで保険会社からストップがかかる。
そこで、翼を模した台(長さ12メートル)をトラックの荷台に設置し、このトラックを56kmで走らせることにする。
まずは、トリーとグラントが挑戦。しかし、風だけでなく動きが制約されることや羽根の振動の影響もありボレーが続かない。ここで、グラントがプロのテニスプレイヤーと交代。するときちんとボレーを続けることができた。ということで、伝説は「本当」。

追加実験で、二人の間の距離を10メートルまで離してみたが、こちらもOK。
CMの映像が特撮かどうかはともかく、実行可能という結論でした。

ちなみに、キャリーもグラントもほとんどテニスの経験は無いそうで、そりゃ途中で交代せざるをえないよね。
トラックに取り付ける疑似羽根がかなり大がかりなものになってました(安全を考えれば当然だけれど)。