k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Episode 221 – "Traffic Tricks" 〜交通の法則

今回は交通に関する伝説の検証。「渋滞は大嫌いだが、実験は楽しい」とアダム。


一つ目は、「誰かがブレーキを踏むと渋滞が起こる」というのが本当かという検証。事故が起きたりしたところで渋滞が始まるのではなく、誰かのちょっとしたブレーキが原因で渋滞が発生するという説。

実験装置として直径75mの円形のコースを作り、そこで車を走らせてみる。
10台を円形に走らせ、そこでブレーキを踏んでみる。すると、後続の7台がブレーキを踏むが、影響は小さい。渋滞にはならないようだ。
もう少し混雑を増そうということで、20台で実験。今度は一旦乱れると元に戻らない。なるほど、ある程度混雑が高まると、ちょっとしたブレーキが回復不可能な渋滞になってしまっている。

ちなみにアダムが観察役、ジェイミーが車に乗る役。どんどん不機嫌になるジェイミー。アダムは「実験だと覚えている?」と聞くが、「そんなこと知るか」と。


二つ目は、ラウンドアバウトの方が効率が良いという話。意外だが、アメリカにはあまりラウンドアバウト式は無いのだそうだ。
今回も大がかりなコースを準備するのだが、セグウェイで楽しげに道路を準備するアダム。

実験は15分で比較。追加で、ジェイミーが交通整理官の役割を果たすのも入れる。
結果は、ラウンドアバウトの処理量が大きいというもの、一度に複数の車が動けるというところが大きいようだ。
ただ、この実験、混雑具合を変えた検証をして欲しかったかな。


アシスタントチームは、渋滞を早く抜けるのに車線変更は有効か?という実験。
まず、サンフランシスコからサンノゼまでの75キロで実験する。キャリーとグラントは車線変更を行う、トリーは行わない。これで所要時間を比較する。
平均で1分ごとに車線変更するが、イライラが募るキャリーとグラント。「ストレスで死にそう」、「次は運転しないからね」と言い捨てるキャリー。相当ストレスが溜まっている。
ところが、実験自体は途中で渋滞が終わってしまい不完全燃焼。

そこで、グラントが交通監視センターを訪問。確実に混んでいる路線を教えてもらう。それが580号線(リバモアからサンフランシスコまでの80キロ)。ここで再実験。なぜかバスターを隣に乗せるトリー。

今回もグラントが強引な割り込みを連発。キャリーはイライラ、グラントは顰め面で、もう見るからに痛々しい。結局80キロを2時間かけて突破。さすがに先に到着するが、トリーはわずか2分遅れで到着。
車線変更をしたほうが確かに早いが、効果は非常に小さく、ストレスは大きい。割には合わないね、という結論。


最後が「650キロ以下の移動なら飛行機より車のほうが早い」、という伝説の検証。
トリーが飛行機、キャリーとグラントが車。サンフランシスコからロサンゼルスまでで比較。
あ、サウスウエスト航空だ。
確かに飛行機は飛ぶ前後にだいぶ無駄が入る。
しかし、車の移動はこれはこれで大変。暇をもてあますキャリー。
到着は8分差でトリーの勝ちだったが、差は僅か。


今回の番組は小さな差しか出なかったというのが多いので、そのうちリクエストで再実験とかなるかも。