VW不正問題の報道は増えてきたが、分析はまだまだの模様。慌てず待つしかなさそう。
程度の問題だということから意図的に目をそらして、話をすり替える連中が出てくる恐れもあるから、落ち着いて調査してほしい。
一方、派生する形でこんな話が出てきた。
ドイツの外交官らが、重大な抜け穴が指摘されている従来の排ガス試験の継続を裏で働きかけていたことが24日、AFPの入手した流出文書から明らかになった。
車の排ガス試験で「抜け穴」要求、独仏英がロビー活動か 文書流出 写真1枚 国際ニュース：AFPBB News
この文書はドイツの政策方針書で、欧州連合（EU）の規制機関に対し、最新の車両試験でも重大な抜け穴を残し、実際の二酸化炭素（CO2）排出量が公式結果として発表される排出量より多くなるよう要請している。
こちらはNOxではなく二酸化炭素の排出量の計測が対象。インチキをして試験をごまかそうというものではなく、試験自体を都合の良いものにしてしまおうというもの。
そう言えば、3か月ほど前、どこかの国の首相が偉そうなこと言ってましたっけ。
ドイツのメルケル首相は主要７カ国（Ｇ７）首脳会議（サミット）の最終日となる８日、各国首脳らに対し、温室効果ガスの大幅な削減目標にコミットするよう訴えた。
メルケル独首相、温室効果ガスの削減目標でＧ７合意促す | ロイター
欧州のいつもの手口と言えばそれまでだけどねえ。
