k-takahashi's blog

個人雑記用

冬コミ(C89)戦利品メモ

自分用メモ

アナログゲーム

  • ボードゲームがお好きでしょう?(vol.4) だらだら部ゲーム分科会

 Drice Truru Cardsというカードゲームネットショップで入手できるゲームを中心に紹介。
 サイトの使い方も解説している

  • 希望の船(vol.10) 希望の船

 ツォルキン、ナンジャモンジャ、八分帝国、ルーニーエストの4ゲームを紹介

  • 5thいんすぴれーしょん 脳味噌書店

 D&D5版のルール解説リプレイ。
 挟撃なくなったのか。
 (同じところにあった「きのこデラックス」というのは放射脳(ゼロベクレル)本でした。残念)

  • インストラなう トオクス

 おばけキャッチとミステリウムのリプレイ漫画

  • Chaotic Phalanx Vol.21 イムルイル傭兵団

 軽い感じのエッセイ。
 総火演レポート(準備や荷物の部分)は、やっぱり大変そうという感じだが参考になる。

 ヒトラーの台頭を扱うゲームブック。歴史解説も入っていて結構興味深い仕上がり
 一度目の挑戦では、クーデターで失脚後にユダヤ人に暗殺されてエンドでした。
 なお私の通ったコースで誤植が1カ所。

 2015年を舞台にした短編シナリオ。(公式設定とはズレているけれど、公式では終了してしまっているからなあ)

 クトゥルフの昭和初期シナリオ。隅田川で起きた謎の殺人事件を追う。

  • ネデット偵察行 たいぺい

 トラベラーのシナリオ。政治的制限により低TLの傭兵部隊が惑星の調査に赴く。

  • Sの喜劇 しののめ分駐隊

 クトゥルフの現代シナリオ。
 PCは暴対の刑事。麻薬容疑で家宅捜査に向かうところから

  • 消炭の陵 しののめ分駐隊

 クトゥルフのシナリオ。大正時代の上野が舞台。
 一応維新ネタ。

  • 宇多留のネコ GTR

 クトゥルフの現代シナリオ。ネコがたくさんいるという島で起きた異変を扱う。

  • トラベラー・コア・ブック べーた版 KTOC

 マングース版トラベラーのルール最新版の解説。
 キャラメイク関係が中心。

  • マウスガードRPG ちゃれんじ KTOC

 マウスガードrole-playing gameのシステム概要解説。
 細かい部分は英文ルールブック見る必要がありそう。

 トラベラーのリプレイ。 <万能>技能を「振り直し」として扱っている。
 ネタバレと言えば言えるけれど、古いシナリオだし、トラベラーのこのタイプのシナリオは人ごとに全然展開が変わる。
 こういう汎用SFネタを扱うことは最近あまりやってなかったので面白かった。

  • ナイル帝国アペンド2.0 さぁまる帝国

 TORGの「ナイル帝国」の追加情報。
 Updateとかの未訳情報の紹介が中心

  • 嵯峨崎地域新聞 嵯峨崎新聞社

 嵯峨崎新聞の一面コレクション。色々なネタ振りに

  • 奇譚徒然草5:南の双塔の哀愁 遠すぎる未来団

 映画ではあんまりな扱いだったデネソールやサルマンについての分析。
 ガンダルフにいいように利用されたと捉えることもできる。

  • RPG物語2  遠すぎる未来団(★オススメ★)

 副題は「冬の時代神話を歴史にする」。
 労作でよくまとまっているので、いわゆる「冬の時代」というキーワードに関心のある人は必読。
 景気を含めたビジネス都合が大きいというのはそうだと思う。リプレイビジネスも含めてビジネスの数字がどこかから拾えるといいのだけれど、さすがに難しいか。
 海外の影響(TCG)、直接の先輩としてのSLGビジネスの影響は、本書で書かれているよりも大きかったような印象がある。
 90年代後半は、パソコン通信・インターネットの普及があって、それで動ける人達が雑誌から離れたというのはある。また、いわゆるユーロゲームの流入開始もこの時期。コンシューマゲームの話も、スーファミ末期の停滞感は90年代半ば頃までで後半はむしろプレステで盛り上がっていた。そういう影響もあるのかも。

 「オープンコンベンションの告知ページにオフィシャルハンドアウトを載せていいか?」「動画リプレイ中に商品名が出たときは?」などの解説。
 もちろん、大半の部分は問題ないのだが、JASRAC面倒だよなあ。

  • 電源不要同人ゲームクロニクル CM89

 コミケット参加サークルのシステム別集計。本当にクトゥルフは増えてるね。

 このシリーズは頑張っているよね。
 前の本も含めて、そのうち別に感想エントリーを書くかも。

SFメカミリ

  • 宇宙関連巡礼の旅 14(2015年版) 蒼の瞳

 JAXA公開、IHI富岡、内之浦特別公開、のレポート。
 あと、18切符で東北の宇宙関連施設を巡った旅行記が載っている。半分くらいは鉄ちゃんでした。

  • 観測ロケット見学ガイド JAXA新安全係数対応版

 2015年11月現在での、内之浦ロケット打ち上げ見学ガイド。
 イプシロンは従来の観測ロケットよりも規制範囲が広くなる。つまり、見られるところが変わってくる。その辺の注意も。

  • ベネラ惑星探査機 増補改訂版 風虎通信

 「あかつき」で注目の金星。旧ソ連時代の金星探査機ベネラの解説本。 
 2024年予定の金星探査でもベネラDというベネラの後継計画になる。

  • 机上論理学会2015後期論文集 机上論理学会

 いつものノリの論文とは別に、「机上論理とは」というのがあった。
 こういう活動を続けるのは大変だよね。

  • SF少女エス子ちゃん はしもとさちこ

 お年玉で本を買う話。「どうせ、全部読むから」

  • テュケーと蟻 HAL-CON

 『量子怪盗』のハンヌ・ライアニエミの短編が3本。
 いわゆるポスト・ヒューマン系の作品
 (どこで間違えたのか2冊買ってた)

 架空戦記ジャンルに新レーベルが出ていたとは知らなかった。

  • 水玉螢之丞 画業集成 雑誌篇 ver1.1  田中すけきよ

 雑誌篇の方は夏コミで出たver1.0の改訂版(集成がだいぶ入っているとのこと)
 表紙篇 ver.0も出ていた。こちらはバージョンの数字の通り、これから。(マジカルランドの表紙とかを紹介)

  • 提督のためのミリタリ読本 軍艦発達史 扶桑委員会

 戦艦や駆逐艦という艦種が、どういう経緯で生まれてきたかの解説本。
 「日本は太平洋戦争を中心に海軍を語ってしまいがち」というのは、確かにある。

  • 艦これ考察(妄想)本 ゲーム世界の仕組みってどうなってるの 夢雲

 妖精さんの力、という観点で艦これ世界を分析しようとする本。
 

  • 老嬢は生家に牙を剥く(上) 蟹幕僚監部

 フォークランド紛争での空母戦(実際は発生しなかった)のIFリプレイ。
 前半は当時の情勢解説を小説風に書いている。ここはたぶん史実(だと思う)。
 後半はHarpoonを使ってのリプレイを小説風に。「上」ではアルゼンチン軍が英海軍を発見するところまで。

  • レオパルト1vsT-62 PK510

 お互い仮想敵であったレオパルト1とT-62。それぞれの違いとそれが実戦ではどう現れたかの解説。

 ベルギーは二次大戦よりも一次大戦が充実しているらしい

 夏に入手できなかった本。
 「レッド・オクトーバー」の元ネタとして有名になった1975年のストロジェヴォイ事件の真相解説本。
 間違ったストーリーが流布した理由や経緯も興味深い。

  • シンデレラ軍団・勝利への道 ENVR花組

 二次大戦時の大西洋の戦いでは、水上艦よりも航空機の方が多くのUボートを沈めている。
 その中の「英空軍沿岸航空軍団」の活躍を解説する本。
 今回はダイジェストで今度の冬コミに完成版が出るらしい。

ゲーム電源あり

 ドルアーガのスコアアタック・タイムアタックのガイド。
 ローソクを取らずにゴースト退治とか、よくやるよなあ。
 ノーミスはトライしたことがあるけれど、タイム・スコアアタックはやったことない。

  • GameDeep vol.30 GameDeep

 Ingressプレイヤーの行動による影響は、「移民」を非常に薄めたものに似ているだ、という見方が面白い。(異なる文化を持つ人達が物理的に同じ場所で暮らしたときのフリクションという意味で)

  • F2Pの危険な家計簿 HighRiskRevolution (★オススメ★)

 「いわゆるソーシャル」ゲームでのお金の儲け方。というか、企画の立て方。
 加えて、「今、ゲームを作るとは」という話も。
 アナログゲームの人気上昇というのにも幾つかの要因があるけれど、デジタル側のこういう動きは一つの要因なのかもしれない。

  • 知らゲーB 注文の多いゲーマー達

 ローカライズ比較が楽しい。今世紀になっても結構とんでもないのがあるんだなあ。

  • ゲームの修羅場13 にじけん

 次回の14で終了とのこと。ゲーム開発環境が大きく変わったというのが主な理由。
 『スペルカードストライク』というTCGのインタビューが面白い。アナログゲームの方が負担が重いというのはちょっと意外に感じた。


その他

  • 竜宮の使いを食べてみた / 大王烏賊を食べてみた 海の家うみうし

 どちらも調理法(水分をきちんととる、寄生虫が多いので注意)などが書かれている。
 よく「アンモニアがきつくてまずい」と言われているが、きちんと調理すれば美味しい(大王烏賊は柔らかく、龍具の使いはタラのような味)らしい。

 中世風の携帯食、忍者食、ネオサイタマ風スシなどの実作レポート
 

  • 2Dアニメvs3DCG IRD工房(★オススメ★)

 「セルルック3DCG」の解説本。フォトリアルCGとの違いは何か、それは表現にどう影響するのか、をまとめている。
 人間の知覚、映像表現技術の発展経緯、など雑多な内容が様々な視点から語られる。
 「映画はもともと2Dで重ねたレイヤーの3D的錯覚が本質」
 氷川先生の視点は、技術そのものではなく技術と表現の関連(特に動き)にあって、それはセルオンリー時代から一貫している。

  • 同人誌印刷のあけぼの(仮) みるく☆きゃらめる

 「仮」が付いているのは、東京文芸出版とナール印刷の取材ができていないからで、関係者を探しているとのこと。
 ちゃんとしたまとめは「仮」が取れたときに出るとして、この本を読んだ第一感想は「米澤さん、偉かったなあ」
 プラス面も色々あったけれど、ミニコミの政治性はやっぱり危なかった。コミケ政治屋に乗っ取られる危険は杞憂では無かったし、そうなっていたらファン創作(二次創作)は、たぶん排除されていた。

  • 首振り凜ちゃん!制作記 がらくた趣味部屋

 ステッピングモーターIchigoJam経由で動かそうという工作記事。
 BASICで動くのか、それは面白い。

  • 赤城さんとレーガンさん がらくた趣味部屋

 レーガンの一般公開のときに話題になった赤城さんの写真。その写真集

 2015年6月に開催された「イグノーベル賞フォーラム」のレポートとその時に来日されたMarc Abrahams氏のインタビュー。
 フォーラムは、ドクター中松氏も登場したことでちょっとニュースになっていたやつです。
 この同人誌とドクター中松のプレゼンスタイルが合わないことが確認できた、というのは面白い観点だった。

  • 艦これデザイン解説読本 改二 STUDIO POO (★オススメ★)

 なんかやたら気合いの入った一冊。艦これのデザイン(画面デザイン、カードトリミング、など)を詳細に分析している。
 艦娘163名のトリミング(全身イラストからカードにする)を全部分析するというのも凄い。
 そこから運営の方針や人事情報まで推測してしまっている。
 なお、デザインの分析をビジネス文書に適用する例も書いてあって、系統だってはいないもののプレゼン資料作りビジネス書としても読める。