k-takahashi's blog

個人雑記用

コミケット93 戦利品メモ

自分用備忘録も兼ねてメモ。

注目品

  • 日本の米 私たちのごはん 東日本編(大谷号)

 1県見開き2ページで、日本中のお米を紹介する本。大変な労作。

  • 椰子の木陰の暗闘(RNVR花組

 戦間期に日本の信託統治領で起こっていた諜報戦。
 あちこちでズレが発生しているのがわかるのだが、他国はどうだったんだろう?

  • 指輪戦争の政治史(遠すぎる未来団)

 ホビットから指輪物語の時代でどういう政治闘争があったか、を分析している一冊。
 ガンダルフに振り回される人々、といったところ

  • 30年目の「10万人の宮崎勤」(ドラゴニア)

 「ここに10万人の宮崎勉がいます」という発言があったが、の検証本
 発言自体は無かったということで良さそう。当時の雰囲気とかも分かる。

食関係

  • インスタントやきそばは悪くない(昭和のひとびと)

 インスタント焼きそば51種を食べてみたレポート本。
 湯切り口の写真がずらりと並んでいるページがあって面白い。

  • 酢の知識(醤油をこぼすと染みになる)

 お酢について、製法、分類、効果などを解説している本。
 醸造酢だと飲みやすいと書いてあったので試してみたら、本当だった。

  • 赤城さんの呉鎮たべある紀行2(なぐもカレー部

 呉食べ歩き。大和ミュージアムとかてつのくじら館とかも
 食欲に負けてカレーを独り占めした赤城さん、ひでえ。

  • 暁響の食卓(スタジオゴンドワナ)

 各艦で当時実際に作られたメニューの再現を紹介している本
 そのままでなく、色々工夫して再現しているのが興味深い

ゲーム関係

  • GameDeep vol.34(GameDeep)

 ここ何号かは、プレイ環境とか妥当性とかの話題が続いている。
 今号は大相撲の「公正」さを考える、という記事。プレイスタイルの混在という形で整理している

  • ボードゲームがお好きでしょ? vol.6(だらだら部ゲーム分科会)
  • 希望の船 番外編(希望の船)
  • ミルヒパン(天参地下友の会)

 リプレイ形式ではなく、文章量も少ない状態で、どうゲームを紹介するか?
 というのが、こうした本を見るときの関心点。
 (キャラに乗ってしまうというのが手っ取り早いんですが)

 人狼カタンクトゥルフパンデミックカルカソンヌ、ハゲタカの餌食のリプレイ漫画。結構詳しい
 キャラは艦これを使っていてそれはいいのだが、微エロは正直蛇足かなあ

 サバゲー、ピット、ドミニオン、パッチワーク、ニムトのリプレイ漫画(サバゲーは普通のサバゲーボードゲームでは無い)

 かなり手慣れた感じの同人誌。クトゥルフ特集。

  • トーグ・エタニティ ガイドブック(さぁまる帝国)

 先日和訳が出たリヴァイズドではなく、キックスターター版の方。ルールも背景も結構細かく変わっている
 ポンテクがなくなって、パンパシフィカとなっている(金輪龍一は健在)

CoC7版の簡単な紹介とリプレイ。
 luckとPUSHルールは取り入れてもいいかもなあ

  • 5thいんすぴれ〜しょん(脳味噌書店)

 D&D5の本。特技選択指針とか簡単ダンジョン製作法とか

  • ゲーマー妻のユーウツ 総集編(たちばないさぎ)

 a-gameの宣伝チラシに掲載されていた4コマ漫画の総集編
 各マンガについてコメントが付いていて、そちらが笑える

  • 紫煙の墓標(しののめ分駐隊)

 CoCのシナリオ。ここはシナリオ&リプレイといういつものフォーマット。

 TORGのシナリオ。オーロシュが舞台だけど、オーロシュにしては控えめ、かな?

 クロニクルの新刊は6年ぶりだとか。最近はT&T関係で忙しかったんでしょう。
 スティーブ・ジャクソンの意地の悪さの分析、という記事が面白かった

  • ファンタジー世界の徴税と現実の昔の徴税 3(黒カリンのどアメ)

 人頭税とか法人税とかをどうやって取るかという話。
 人頭税と考えると、「人とは?」という話になるのは、そりゃそうだ

  • Chaotic Phalanx vol.24(イムルイル傭兵団)

 

  • トレック&トレジャーズ(シアワセ修練場)

 行動を全部数字にして、比較して、というタイプのRPG
 色々いじりたくなるような世界を提案できるかというところなので、今後の展開に期待

  • Delta Green RPG Play Aid(Logic System)

 クトゥルフの現代向けセッティングの一つ「Delta Green」の解説本
 政府機関の秘密部門の、というアメリカのテレビシリーズでよくあるイメージ

  • Secrets of the dust play aid(Logic System)

 クトゥルフバリアントの AchtungとDustのクロスオーバーキャンペーンシナリオの紹介
 架空WW2+歴史改編+クトゥルフといった感じ

ミリタリ

  • 軍事博物館巡り vol.8 ワシントンDC 後編(Eternal Break)

 ウドバー・ハジーセンターと、アーリントン墓地。普通のガイドブックはあまり詳しくないので助かる

 二次大戦後半の米軍機甲師団の運用を解説している

  • 米軍野戦教範 ソ連陸軍作戦と戦術 vol.4(本管中隊)

 煙幕、工兵支援、電子戦、NBC戦の4項目
 冷戦期が対象だが、今でも応用できる内容

  • ミリタリー航空機擬人化ムック(本管中隊)

 国内で見る機会の多いヘリや航空機の擬人化本
 どういう特徴をどう表現したかという解説も楽しい

  • 最新危機管理マニュアル(Kashiwara Bonkurazu)

 危機と言っても、ミサイルから社会保障制度まで幅広い。もちろん、全て「危機管理」である

  • 東京大学戦史研究会会報 62号(東大戦史研)

 「ラテンアメリカの建艦競争」が愉快。3国とも自国で建造できないというところが面白い。

  • ロッタ・ズヴァルド調査ノート2(まるご酒店)

 ソ連により強制解散させられた女性組織ロッタ・ズヴァルド。入会条件とか活動内容が分かる。

  • バスが戦車でやって来る(リタイ屋)

 戦後に作られたバスのなかには軍用車を改造したものが多かった。その紹介本

 「異世界に行って、俺強〜」を化学兵器でやってしまおうという、危ない一冊
 19世紀辺りの化学産業大規模化前辺りを想定している。

 ミリタリーライターさんが好きなことを好きなように書くという一冊。
 色々あるなあ、と感心します。

航空宇宙

  • 宇宙の傑作機 ソビエト・ロシアの早期警戒衛星(風虎通信)

 アメリカからのミサイルを検知するという目的の衛星、3機種を紹介

  • 世界の微妙機7 フェアリーバトル(ひかりのつばさ)

 かなり散々な目に遭った爆撃機。開発の経緯から運用(その背景となる軍事事情)を解説している
 

 韓国の電波望遠鏡2カ所の訪問レポ。どちらも見学しやすいらしい

  • 衛星プラットフォームシリーズ 6 SSTL小型衛星資料集(LAMBDA ZUSHI)

 小型衛星のベンチャー。現在はエアバス配下。
 これだけシリーズ化されているとは知らなかった。

  • 衛星取材ノート2 アメリカ4大メーカー小型衛星比較(LAMBDA ZUSHI)

 ボーイング、スペースシステムズロラール、ロッキードマーチン、オービタルATKの4社
 力を入れ始めた、という状態のようだ

 トラブルから回復した衛星というと「はやぶさ」が有名だが、どうようの経緯をもつ様々な衛星を紹介している
 特許と政治に翻弄されたAMC-14(こいつは救われなかった)もちょっと紹介
 

  • ロケット紀行 18 (液酸・液水)

 一昨年のSS-520-4の打ち上げ見学レポート。残念ながら失敗に終わったやつね。

  • H-IIBロケットの輸送と打ち上げ(四季宮)

 6号機の見学記。夜間打ち上げなので、翌日がいつもより余裕がある感じ

評論系

 けものフレンズネタでライフハック本を作るという冗談企画を大真面目に実践してしまった本
 ここのサークルさんの本業(?)である、デザイン論についても一章割いている。

 パワポの使い方解説本。5冊目はアニメーションがテーマ。
 資料として使うことも多いので、あまりアニメーションは使わないのだけれど、考え方の整理は有用

  • アニメ怪獣SF青春期(氷川竜介)

 氷川先生ご自身の回想的な本。氷川さんというプロがどういう風にできていったか、というのが伺える

  • 日本史の中の深海棲艦(びびび文庫)

 艦これの深海棲艦が実在していて、実は日本史にも影響していたという説を唱える研究書という設定の本。

 またのぞきの東山篤規氏、哺乳類排尿時間のDavid Hu氏

  • ぶらりオタク旅 30(開田無法地帯)

 オタクな人があちこち出かけたよのまとめ本。
 「最初のゴジラと最後のガメラ」(伊勢志摩)

 例の「シン・ゴジラ 実況」に合わせて、自分たちがやっていたであろうこと、をまとめた本。
 

  • 机上論理学会 2017後期論文集(机上論理学会)

 「ラノベが先かラノベ作家が先か」という話をラノベ的に解決するネタは愉快だった。

  • 肉を創る(Shojinmeat Project)

 人工肉の研究を真面目にやっている人がいて、その状況報告。
 製造機の製造や国際会議などのレポートも

  • 大人なお友達に送る企業博物館読本 8(かざたち)

 バンダイTDK、など12社を紹介。カシオが世田谷とは知らなかった。

  • 同人誌印刷のあけぼの 追補編2 SFミステリファンジンの印刷と流通(みるくきゃらめる)

 ファンジンの質の違いが、特に流通に影響したという感じ