k-takahashi's blog

個人雑記用

日本デジタルゲーム産業史

1970年代から約40年間にわたる、日本のデジタルゲームの歴史を主に産業という観点からまとめた一冊。
アーケード、ゲーム専用機、PCの3本柱があり、そこに最近は携帯(スマホ)が張り込んでくるというのが大体の流れだが、それを400ページ近くになる詳しさで記載している。労作。


とは言え、読んでいると「あれ、そうだっけ?」と思うところもチラホラとあり、この手の本を作ることの難しさがわかる。コツコツ積み重ねていくしか手はなくて、それこそ http://digrajapan.org/ あたりがやるべきということなんだろう。
ただ、極力データに当たろうとする姿勢は伺えるし、今手に入る中ではかなり良い方だろうとは思う。この分野に関心のある人なら手元に持っておくべき一冊。