一応クリア。
後半が始まった辺りでは、結構首を捻りながらプレイしていたのだが、終盤になってサブタイトルの「過ぎ去りし時を求めて」の話が出てくる辺りから大ネタが出てきた。そしてエンディングで更にネタを投入してきた。(オッサンホイホイである一方、広げるためのユルサもきちんと入っているところがさすが)
本当は去年出したかったんだろうな、というのは、特に最終盤を見ていて思った。あの部分、初めてドラクエをやったような人には蛇足に感じられたかも知れないが、色々と。DQ1がサービスで遊べるのもある意味ストーリーの続きみたいなものだ。去年、ビルダーズからの流れでDQ1遊んでいたのはラッキーだった。
あと、ストーリーとかクエストのNPCの振る舞いとかホントにドラクエテイスト。見事なものだ。
戦闘は、基本的にオート(ラスボスと某試練の最終戦とあとターン数制限のある一部のパズル戦闘は手動)で済んだし、バランスはかなり楽だと思う。ガードやゾーン、敵の攻撃パターンとかがどこまで乱数でどこが演出なのかは分からないけれど、うまく作り込んであると感じた。
攻略系も、ウェブで探したのは主にマップで、ストーリーはほぼゲーム内で分かるようになっていたと思う。(一部、順番をメチャクチャに回ったりしたが、ストーリー的には問題なかった。この辺もしっかり作ってある)
さて、次(DQ12)はどうするんだろう。ロトシリーズ、天空シリーズが終わったときにも「次、どうするんだろう?」という感じはあったけれど、今回のはあれ以上のような感じ。派生作品はまあ幾らでも作れるだろうけど、ドラクエの場合は「王道」というのがあるからねえ。
Switch版への移植は決まっているから、そこに追加要素で何を入れてくるかが最初のヒントかな。