k-takahashi's blog

個人雑記用

怪しい伝説 Episode 77: Birds in a Truck

 今回は、トラックの積み荷の鳩が飛ぶとトラック全体が軽くなる、という伝説の検証。
まずは、「鳩が必要だ」とばかりに工房の近くの鳩を捕まえようとするアダムとジェイミーだがあえなく失敗。結局、普通に調達する羽目になっていました。
 さて、まずは透明なケースの中に鳩を一羽入れて、飛んだら重さが変わるかどうかの実験。しかし、ケースが小さすぎて飛ぶことができない。しかたなく、鳩の代わりにRCヘリを使ってみる。垂直方向にガイドを付けてヘリを飛ばしてみるが、予想通り重量は変化しない。
 とはいえ、やはり鳩を飛ばさなくてはということになり、まずトレーラーを調達。床の部分に回転するチューブを取り付け、さらに鳩が止まれるところを丹念に塞いでいく。次の課題は重量計測。ここで、高性能の計りが登場。250kgまでの重量を1g精度で計れるという優れもの。突如ここでグラントが登場。うっとりと計りを見つめていました。
 ここでもう一度鳩捕獲に挑戦し、見事に失敗した後で、トレーラー実験開始。20羽の鳩をトランクに入れ、飛んでいない時と飛んでいるときとで重量を比較するが検知できるほどの変化なはし。
 最後のとどめに、トレーラー内にガイド無しのRCヘリを入れて飛ばしてみる。5台壊した後になんとか飛行に成功。こちらも重量変化無し。
 空気を吹き抜けにすると重量が変化するはずだけれど、さすがに測定にはひっかからないか。


 アシスタントチームは、時速40キロで標識に衝突したボートがざっくりと2つに割れてしまったという伝説の検証。プロに尋ねてみると、40キロ程度でそんなことにはならないはずだと言う。ではいかに?
 まず1500ドルで中古のボートを購入。しかし、実物の前にまず10分の1の模型で実験。散々試してみるが、ぶつけてみても斜めに逸れていってしまい割れることはない。グラントがトリーに「10ドルだすから、割ってくれ」と頼んだところ、トリーは斜めに叩きつけて割ってみせる。なるほど、角度かということで何度か試してみると、斜めにぶつけないと無理そうだとの結論に。
 次いで、実物実験。さすがに水上での実験はできないので、頑丈に補強したポールにトレーラーに乗せたボートをぶつけることにする。時速40キロで、斜めからぶつけてみたが、ボートは予想以上に頑丈で、斜めに滑ってしまい割れることはなかった。この時点で、伝説はbusted
 ここで、グラント曰く「大事なのはボートを2つに割ることです。」
 装置を修理して、今度は速度を上げて再実験。時速70キロでぶつけてみたが、やはり、斜めにずれてしまう。相当な速度でぶつけないと割れることは無いようだ。