- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/02/25
- メディア: 雑誌
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実は、インパクトがあったのは菅浩江の「流浪の民」。美容をコミュニケーションの問題として捉えるのは普通だけれど、古代と近未来を重ねている。古代の側はコミュニケーションによる内外の変化の話、近未来側は画期的な美容法の話。それをどう絡めるのかがポイントなんだろうけれど、それ以上に、コスメや肌の話が私にはほとんどSF。妻が化粧品を色々と使っているのが、私には模型作りをしているかのように見えるのだが、小説にするとSF化してしまうんですね。