プレイヤーズコールブック(見世物小屋)
トーグ初心者用の解説が10ページ。あとは初心者用シナリオとちょとしたツール。
シナリオには、ハンドアウトとしてサイドストーリーカードを渡してしまうように指示してある。私はTORGは好き勝手やった方が面白いと思っていますが、入門用にはこの方が向いていそうだ。(http://www.geocities.jp/showtent/)
「トーグを遊ぼうよ!」と誘ってくる人って、良い意味でも悪い意味でもコアな人が多いというか、妙に目ぇ輝かせて熱弁してくるし……
の部分に苦笑。
後半のシナリオ部分は、FEAR系シナリオを遊んでいる人向けのアレンジ例としてみると良いのだと思う。
作戦名:押し売り(信大SG研OB会)
"Operation:Hard Sell"の翻訳。昔、プレイヤーで参加したときも、やたら戦闘させるシナリオだなと思いましたが、シナリオを読むと納得。TORGのシナリオは、戦闘を繋ぐのが基本なので、これでもやると結構楽しいんですけどね。(http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12161/)
クトゥルフ神話TRPGシナリオ・リプレイ集(しののめ分駐隊)
「赤い華」「少女の胸の内」「一夜かぎりの悪夢」の3本を入手。 それぞれ、10ページ弱のシナリオと、そのシナリオのリプレイで構成されている。
シナリオ自体は、それほど凝ったものではない(「赤い華」はもうちょっと膨らますと私好みになりそう)が、シナリオ作成時点での想定と実際のプレイとのズレが面白い。GMを「難しいのでは?」と躊躇している人に読ませるには、こういうのがいいのかも。
中世の食卓(Street.Master.Dragon)
中世ヨーロッパでは、実際のところ何を食べていたのか、いなかったのかをまとめた一冊。例えば、コーヒーの項目を見ると「焙煎が広まったのは15〜16世紀」と書かれているし、バナナがヨーロッパで食べられるようになったのは19世紀だとか、オレンジやレモンは7世紀だとか、こういう雑学は面白いです。
「パラディンは何を飲むのだ、シリーズ」(http://ugatsumono.seesaa.net/article/109161086.html)を楽しむのに必要な知識ですね。