- 出版社/メーカー: Shoot the Moon
- 発売日: 2009/10/20
- メディア: おもちゃ&ホビー
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創刊記念ということで、あちらこちらの方に「あなたにとってのベストゲームは」というタイトルで短文を寄せてもらっている。本郷については、これを見るだけでも面白い。グレッグ・スタフォードの寄稿からちょっと引用。
ロールプレイとは、個人および社会を発展させるための遙か古代の(ストーリーテリングと呼ばれる)技法を、現代によみがえらせたものです。プレイヤーにとっては、自信の内側にあるクリエイティヴなエネルギーを表出させる場となります。私にとっては創作ツールであり、『グローランサ』に思いをはせると想像力は広く翔けめぐり、『ペンドラゴン』なら強烈に働きかけてきます(この2つには、他の多くのRPGに見られない深さがあると自負しています)。(p.7)
連載で面白いと思ったのが「あなたのインストお助けします」という記事。ニムトを題材にとって具体的な解説をしている。これは頑張って欲しい連載。ぜひ、毎号具体的な話を続けて欲しい。
さて、この雑誌一冊3780円である。ゲーム付き(まだ遊んでいないが、シンプルな開発競争ゲーム「MerchantGuild」が付属している。)とは言え、けっして安くはない。コマンドマガジンと同価格なのは狙ったところなのだろうけれど、「ウォーゲーム日本史」のシリーズよりは高い。たぶん割高感を感じる人が多くなるだろうから、正直先行きちょっと不安である。(年間予約してしまった私が言うのもなんですが。)
ゲーム販売と併せて採算を取れればいいという発想なのかな。