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確かに、中国よりも現在進行中の戦争への対応が先、ということのようだ。こういうタイミングでうちの首相がアレなのがなあ。
面白かったのが斎木伸生氏の「国際任務技能教育の専門隊」という記事。国際協力業務の効果的実行のために、各種専門部隊・運用部隊の管理・運用を担当するために2007年に編成されたのが中央即応集団。その中にある「国際活動教育隊」がこの記事では紹介されている。
防弾チョッキを着たままの救急訓練風景もある。衛生状態が悪い地域での活動を想定するので、救護側への感染防止に気を配る必要があるなど違う部分も多いようだ。
面白いのが斎木氏の最後の感想の部分。訓練の賜で、メディア対応が非常にスムーズだったのを褒める一方で、それでいいのかなとちょっと疑問を呈していた。まあ、対応が悪いよりは良いに超したことはないはずですが、やっぱり気になるんでしょうね。
その国際緊急援助隊のハイチでの現地レポートも掲載されていた。統幕とCRF(上述の中央即応集団)の二重管理の問題とか、引き継ぎとか大変だった様子がうかがえる。