クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2010 (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
- 作者: 坂本雅之,内山靖二郎,坂東真紅郎,他
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/02/27
- メディア: 大型本
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キャラメイクに先立って、技能の扱いとかを確認したので、以下に引用しておきます。コメント歓迎。
なお、「クトゥルフ2010」(現代日本もの)が前提です。
特性値による代用
基本的な傾向として、私のマスタリングでは
- 知識系は「EDUの1倍で」
- 気づき系は「INTの1倍で」
- それ以外は「幸運の1/Nで」
の代替を認めてしまうことが多いです。
(例えば、宇宙工学の論文草稿があり、そこから事件に関わる情報を取り出そうとしたら、EDUの1倍に各種関連情報による修正、とすると思う。)
なので、その辺の技能値は、上げるなら充分高くしておかないとありがたみが小さい。
以下、ブロック別に色々と
交渉系
- いいくるめ
- 説得
- 値切り
- 信用:階級社会的なところなら重要になることもあるけれど、現代日本だとあまり使いどころはなさそう。たいていは、<説得>で済むと思う。
- 心理学:心理学は「相手を観察し、動機・意図・性格・嘘を推察する」技能。<精神分析>は治療技能。
学問系
上述の通り、EDUの1倍振り、という逃げがあるので、上げるなら充分に。
操作系
- 運転(自動車)
- 運転(自動車以外)
- 操縦:航空機とボートのこと。
- 乗馬:現代日本ものだと、フレーバー以上にすることはほとんど無いと思う。
- 重機械操作:土木作業をするなら専門技能が必要。乗って走らせるだけなら、自動車運転の半分とかで済みそう。
- 鍵開け:田舎とかならいざ知らず、現代日本の都会ではこれだけでは無力。専門の鍵開け道具を使う技能あたりの位置づけで。
- 機械修理
- 電気修理:コンピュータは<電子工学>。
- 製作:代用品や部品の製作という点で<機械修理><電気修理>の代替と認めると思う。コンピュータのハードは無理。
- 芸術
- 経理:お金に関して。株の不正取引分析とかもこれかな。
- 法律:自分が行う手続きの実行と、誰かがやった不正発見との両面あり。
- コンピューター:ソフトのみ。ハードは「電子工学」
- 電子工学:コンピュータのハード側技能。
- 図書館:電子化されていない情報分析の技能。Web上で偽情報やノイズが多い中から情報を探し出すよう場合も必要。
- 写真術:映像分析の技能を含む。
動作
- 投擲
- 水泳
- 登攀
- 跳躍
この辺の技能は、<運転>同様に、4倍基準を用いたい。特別な場合のみ技能値で判定する。
- 回避
- 隠す
- 隠れる
- 忍び歩き:<隠れる>と<忍び歩き>を分ける必要が分からない。「忍び歩き」を「隠れて○○する」と解釈して、「隠れる」+「DEX×5」の2回判定でもいいかもしれない。中途半端に上げるくらいなら、集中して。
- 追跡:<目星>でいいと思ってます。
- 目星
- ナビゲート:難易度付きアイディアロールで済ませるかも
- 聞き耳
- 応急手当:ポイント使ってあげるなら<医学>の方がお得かも。但し、基本値が30%(<医学>は1%)。
- 精神分析:精神治療用技能。嘘を見破ったりするのは<心理学>
- 変装:特殊メイクや整形の技術も含む。例えば、ディープワンの特徴を隠すのにも使える。それらを見破るときは、「目星」で見破ると「何か不自然」となるし、「変装」で見破ると「具体的に、首の所に空いている溝を隠している」とかなる。