k-takahashi's blog

個人雑記用

Yoのけそうぶみ 〜30年前

Yoのけそうぶみ

Yoのけそうぶみ

故・月刊ASCIIの1982年1月号から1985年3月号まで掲載されていたコラム。軽めのニュースや、技術知識、読者投稿などを集めたTBNというコーナーのトリを務めていた1ページの記事で、当時コンピュータ雑誌を読んでいた人たちだったら、まず間違いなく憶えているだろう。井上泰彦氏の描くロングヘアーの少女のイラスト(このイラストのイメージが数学ガールのイラストとかに繋がっていると思う。)と合わせて、著者の鷹野陽子氏はある種アイドル的な存在でした。当時は、ホビーコンピュータを嗜む女性は本当に珍しかった。(珍しかったので売りになったというのはあるのだろう。ただ、鷹野氏の前も後も女性の手によるコラムだったけれど、人気では鷹野氏が一番だったように思う。タイミング的なものはあるのかも。)


1月号ということは、発売は前の月。なので、けそうぶみの第1回は30年前ということになる。
第1回を読み直してみたら、内容は、電車の中でコンピュータの話をしている小学生に驚いたとか、しゃべる電子レンジとか、合成音声との距離感とか。30年たっても結構、同じような話をしているのかもしれないが、一方でコンピュータの位置づけは大きく変わっている。だから、テーマはともかく中身は変わる部分も大きいだろう。(今、合成音声といったらミクだしね)
同じ題材で同じ鷹野さんが今エッセイを書いたらどんなものになるのかな。