ポケモンGOの衝撃

情報処理 2016年11月号

学会誌というのは速報性はあまり高く無いものなのだが、今月号にポケモンGOのミニ特集（コラム集）が載っていた。随分頑張ったなあ。
色々な分野の人が1ページ程度のコラムを寄せている。
内閣サイバーセキュリティセンターの山内智生はNISCが注意喚起した理由を「屋外利用、低年齢層の利用者」を意識し、通常のセキュリティ以外の項目も入れたとしている。
塚本昌彦先生は、過剰規制への牽制を書いている。

メインの特集は「ゲーム産業の最前線」なのだが、なんかインパクトはポケモンに持って行かれたかな。
シシララの安藤武博氏の「ゲームにおけるプロデュースについて」は面白かった。

プロデューサはディレクタに「これはつまらない」と言ってはいけない
ディレクタはプロデューサに「これは売れない」と言ってはいけない
転じて
プロデューサはディレクタに「俺の考えの方が面白い」と言ってはいけない
ディレクタはプロデューサに「俺の考えの方が売れる」と言ってはいけない
(p.1101)