クトゥルフの呼び声の有名なキャンペーンシナリオ『ニャルラトテップの仮面』。紹介はこちらにあるが、ニャルラトテップの陰謀を防がんと、1920年代を舞台に世界を股にかけたストーリーが展開するというもの。バランスがアレだし、情報は多い（しかも、偽情報も多い）し、進行の自由度が必要以上に高いし、NPCは多いし、と80年代シナリオだからしょうがない面もあるけれど、マスタリングは楽とは言い難い。
ただ、それを乗り越えようと感じさせるだけの一大キャンペーンシナリオでもある。
折角のニャル子ブームに乗らない手はないということで、引っ張り出して読んでみたものの、シナリオを読むだけで長編小説一つ読む以上の時間がかかる。プレイ前の準備だけでも大変そうだ。
勢いに乗って、オーストラリア編が追記されている新版を入手。プレイヤー視点でシナリオ中のヒントとか読んでいたら、やっぱり、オーストラリア編必要だよなと思ってしまったんですよ。
でも、オーストラリアの章だけで40ページあるのでちょっと後悔。ただ、アレが出てくるわけで、どうせならやりたい話。
どこかに和訳が転がってないかなあ。
