k-takahashi's blog

個人雑記用

ニュートン 2014年12月号

巻頭特集は表紙で分かるとおりの「青色LED」。クッションの話、ツーフローMOCVDあたりを説明している。

最新鋭の航空機

予定されていた特集がこっちかな。A380を例にとっての技術解説。
燃料タンクが主翼・尾翼内ある意味(揚力が翼の付け根に集中するのを防ぐ、重心を調整する)、ターボファンエンジンの構造(バイパス流が効率化と騒音抑制の両方に効いていること)、着陸前から始まる次のフライトの準備、など。


パート2では超音速の解説(マッハ0.75で衝撃波の発生が始まり、マッハ1.3を越えるとかえって安定するとかの話)。


パート3は次世代航空機。ソーラープレーン、静粛超音速機、極超音速機、マルチローター、など。
最後がイラン・クロー博士のインタビュー。個人用航空機の普及を本気で考えている先生。効率化という観点で通常の航空機研究と同じ流れにある、というのが博士の意見らしい。

御嶽山

9月27日の噴火の解説。
マグマ噴火・マグマ水蒸気噴火・水蒸気噴火の違いの説明を行い、警報を出せなかったのか?の話題へ。外れる可能性が高かった警報をどう出せば良かったかというのは難しい。
なお、浅間山桜島は予知が上手くいっている例だけれど、これは同じパターンが続いているから。

アルプス山脈

アルプス山脈の綺麗な写真(マッターホルンユングフラウ)から始まり、造山の仕組みの解説へ。よく知られているとおり、堆積岩が隆起したもので、御嶽山とかとは全然違う。

グリニッジ王立天文台天体写真コンテスト

高性能デジタルカメラの普及で、アマチュアが撮れる天体写真の幅がぐっと広がった。そのコンテストの入賞作品の紹介。
風景や人を一緒に写している写真が多い。