現在、ニコニコ動画におけるクトゥルフ神話TRPG業界で話題沸騰中の「嵯峨崎地域新聞」をボードゲーム化!
嵯峨崎地域新聞ボードゲーム「新聞記者奔走記」特設サイトオープン! - ぐるあゲームズ公式サイト
プレイヤーは嵯峨崎新聞社の記者になり、嵯峨崎の街で起こる奇怪な事件を取材していきます。
ということで、クトゥルフでよくある「事件に首を突っ込んだ探索者が、謎を解明する」というタイプのボードゲーム。ただFFGのゲームは「世界が破滅に向かうのでみんなでなんとかする」タイプが多いのに対し、本作は「新聞記者同士の取材競争」という位置づけになっているところが大きな違い。
嵯峨崎フレーバーはよく出ていて、カードの文も良い雰囲気だと思う。
まだ体験版ということなので、簡単に感想兼改善要望を
- アクション回数は、マーカーを使う方が良いと思う。コイン4枚にして使うごとに次のプレイヤーに渡せば良い。「複数回のアクションを使う」というバリエーションも増やしやすくなる。(2アクションで駅〜駅間を移動できるとか)
- 事件のバリエーションを増やす仕組みが欲しい。製品版では事件カード自体が増えると思うので、それが充分多ければそれでもいいけど。
- サポートキャラのリクルート場所にマークが欲しい。今は4キャラだからすぐ頭に入るけれどキャラが増えると面倒。現場マーカーと同じようなマーカーで良い。
- 複数の事件に同時に着手する動機が小さい。早い者勝ちなので複数の事件を同時に調査するプレイヤーの動機が分からない。先の展開が読めないなら、地理的に近いところはまとめて調べるという動機もありえるけれど、本ゲームの場合マップは狭いし、どう動けばいいのかも、どういう判定をするのかも全部分かった状態になってしまうので。