この度、パリのルーヴル美術館のコレクションから厳選された83点を通して、16 世紀から19 世紀半ばまでのヨーロッパ風俗画の展開をたどる「ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」を開催いたします。
ルーヴル美術館展 |企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
国立新美術館のルーブル展を見にいく。風俗画と名打っているけれど、目玉はフェルメールの「天文学者」。よく貸してくれたな、と思う。感謝>ルーブル
フェルメールが来ているという割には混雑はそこそこ。
「天文学者」は、透過光でも使っているのかなという感じで光が感じられる絵でした。
他のネタを幾つか。
- 風俗画ということで、トランプが目に付いた。広まってたんだね。
- あとはスリも何度も出てきていた。防犯ポスターみたいな扱いだったのかな。
- 「両替商とその妻」という絵がありそこでは天秤を見る妻が描かれていた。「徴税吏たち」という絵では天秤はなく、ずるそうな二人組。当時からそういう印象で見られていたのか。
- 「アモルを売る女」。アモルってキューピッドのこと。風俗画展ということで、鳥や魚を売っている絵もあるのだけれど、それらと比較してもキューピッドの羽根を掴んで差し出している様子が、なんかぞんざいな感じで苦笑。(絵としては重要なものらしいのだけれど、なんか、ここがおかしくて印象が…)
- 「日常生活における恋愛遊戯」というエリアがあったのだけれど、ほとんど娼婦なんじゃという印象。